エコール 6月21日の会のご報告です

  03, 2015 23:08
◇お知らせ◇
次回のエコールは裸婦固定ポーズになります。
日にちは7月19日(日)と8月2日(日)の午前と午後、4コマ合わせると480分になります。
時間などの詳細は一つ前の記事をご覧ください。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております!


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6月21日のエコールは今年初めてのコスチューム固定ポーズでした。
油彩や水彩を使って色彩を楽しんで描かれた方もいつもよりいらっしゃいました。
また4月5月でヌードを描かれた方は同じポーズを同じ場所から描いていただきましたが、身体の構造をしっかり把握してから描くコスチューム、何か手ごたえを感じていただけたでしょうか。
今後もこのような機会を是非作っていきたいと思っております。

さて今回も「渡邊先生のワンポイントアドバイス」をご紹介させていただきます。
皆さんの作品に今回も濃口のコメントをいただきました。早速ご覧ください!

Iさん5月6月
◇Iさん(240分・左は前回の裸婦480分)
4時間にしては良く表現されています。チュチュのふんわりした感じもよくとらえていますね。
全体としてはバランスよく質の描き変え、色の差も描けています。
但し、チュチュの内側、つまり人体側の鼠径部の角度から見ると、大腿部と膝関節の距離感が稼げていなく、些か短く感じます。
実際はその様に観えていたのかも知りませんが、そんな不自然さはやはり再構成して、不自然に観えない様にすべきですね。
もう少し膝関節を下げて足全体を長くして、腰と大腿部、脚の繋がりを想起出来れば、もっとエレガンスなイメージを表現できたと思います。
そこは絵的センスが欲しいです。


kaさん5月6月
◇Kaさん(240分・左は前回の裸婦240分)
かなりリアリティを感じさせるデッサンになってきました。
立体感、質感も良くなってきましたし、しっかりとしたデッサンになってきました。
頭部、首、胸、腕といった塊り感、なども良質な表現になってきています。
質感もそう悪くないです。
トウシューズの質感や形も良いですし、リボンがキュッと足首に締まっている感じも良く観察が行き届いています。
但し、上半身と下半身の長さやボリュームの差が、かなり不自然に観えますね。
上半身がかなり大きく観えて、下半身が貧弱に観えるのが残念です。


Mさん5月6月
◇Mさん(240分・左は前回の裸婦240分)
左の裸婦に比べればコスチュームの方が、グンとバランスの良い成人の人体フォルム、骨格バランスが良くなっています。
チュチュの中身、つまりモデルの体の部分、ヒップから大腿部、大腿部から脚の下までの繋がりが、比較的自然に繋がって観えます。
ふくらはぎの形も自然ですね。但し毎回、頭部を大きく描く癖があるように思います。
特に頬から耳までの距離が長く、顎関節と耳の構造をしっかりと勉強してください。
あとは頸椎と後頭部の形がいつも不自然です。見直してみましょう。


Sさん4月6月
◇Sさん(240分・左は前回の裸婦240分)
前回と比べれば軸足と頭部に繋がる重心軸がしっかりしてきました。
これならどうにか軸足に乗って立って居る感じが理解できます。
これがリアリティというものですね。
後はまだまだ全体的な骨格のバランスやモデルのイメージまで捉えるまでには今のところ至らず。
各部分部分を個別に観てしまい、それぞれの大きさや角度が、個別にはそれなりに合ってはいるものの、まだバラバラで大よそ成人女子の体型ではありませんね。
自分の好きなところは丁寧に描き描写力もありますが、全体の繋がりが疎かなのが残念です。
特に目立つのが着衣デッサンの耳の位置です。目の位置辺りに耳の穴がありますが・・・?


Muさん6月(油彩)
◇Muさん(240分)
今のところ、筆と色絵具を使ってカンバスに描く事、写し取ることで精一杯でしょうか。
私の立場からすると、歯医者が脳外科、それともオペラ指導が演歌指導するか、はたまたその反対か?みたいなもので
同じ医者や音楽、絵の世界でも、これを評するのは難しいところです(汗)
着彩デッサンと言ったところから評すると、立像バランスは比較的良く出来ていると思います。
軸足に頭部がしっかりと乗っていて脚の形もそう悪くないですね。が、両腕の大きさ比率が完全に狂っています。
後は構成的に計画的に進めて行かれて、基礎をしっかりと学ばれることをお薦めします。根本的に先ずはデッサンと言うものの意味や、必要性を考えて、取り組んで欲しいものです。

Kkさん6月(水彩)
◇Kkさん(120分)
この方も同じようなことが言えます。
これも着彩デッサンと言った側面から評しますと、先ずトリミングが不安定で、チュチュの中間あたり、広がり途中でトリミングした方が、寧ろ安定感があったと思います。
折角の緑のリボンが画面中央部に陣取り、画面全体の動きや緊張感までも阻害していますね、勿体ない構図です。
腕や胸部、腹部はバランスが良いですね。頭部は大き過ぎるようです。この状態で踊ることは難しいでしょう。
頬骨の稜頂から耳までの距離が長過ぎる事が、頭部を大きくさせた原因と思われます。
やはりこれもデッサンの基礎と並行して取り組んで欲しいものですね・・・・・。

                 ◇◇◇

以上、今回のワンポイントアドバイスでした。
渡邊先生、「濃口」のアドバイスありがとうございました!
次回もどうぞよろしくお願いいたします。

7月8月のエコールは再び裸婦固定ポーズです。
長時間固定ポーズを描きたい皆様のご参加を心からお待ちしております!

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