エコール 7月19日の会のご報告です

  23, 2015 22:26
◇お知らせ◇
次回のエコールは8月2日、裸婦固定ポーズです。
モデルさんは1月2月の会でお招きした北村のモデルさん、好評につき再登場です!
お時間など詳細につきましては2つ前の記事をご覧ください。
お席はあと数席、お早目のお申し込みをお待ちしております。

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7月19日のエコールは久々の裸婦固定ポーズになりました。
猛暑の中、今回も熱心なご参加を多数いただきありがとうございました。
モデルさんのポーズはいつも通り多数決で決めましたが、とても美しい捻りの効いた立ちポーズになりました。
微妙な重心のバランスを取るのに苦労された方も多かったかもしれません。
また髪をほどいたので前回とは一味違う魅力的な表情も見せていただけました。

                         ◇◇◇

今回もアトリエROJUEの渡邊一雅先生のアドバイスを希望された方の作品画像を、いただいたご講評とともにご紹介させていただきます。
制作時間は240分(クロッキーの方は40分)になります。
厳しくも暖かいコメントをどうぞご覧ください!

KさんAさん7月
(左 Kさん)
今回はなかなか上手く表現出来てくる様になってきましたね。
全体感のボリュームも捉えかけていますし。
恥骨からバストまで微妙な部分の描写も出来てくるようになってきました。
木炭デッサンのスキルアップが覗えます。
但し相変わらず前腕骨が上腕に比べて長く、せっかく脹脛(ふくらはぎ)のボリュームも捉えて来そうなんですが、膝関節より膝下(脛・腓骨)が長く足の幅も大き過ぎます。これは相当大きな靴が要りますね・・・(笑)立像軸がしっかりしていて次回が楽しみです、期待しています。

(右 Aさん)
240分でこれはほぼ文句無いですね!髪の毛の動きや質感、ボリュームも見事です。向う側に下がるバストとの距離感、空間性も良いですね。
骨格比率もほぼ完璧です。質感もリアリティーも空間性、ボリューム、動き、明りの分析も見事です。
ポーズの動き流れも良いですね、軸のぶれも無く足の描写もほぼ完璧で、床との関係もピタッとしっかり支えています。
特に中殿筋から腰骨、大殿筋から大腿四頭筋、腓腹筋、ヒラメ筋、アキレス腱等々のリアリティーも見事です。
これは写実力を豊富に含んだデッサンと言えますね。エクセレント!


MiさんIさん7月
(左 Miさん)
全体のポーズの動きを上手く捉えているデッサンです。
軸足と腰と、向かって左肩までの形の流れが、淀みなく流れています。
大きな部分での骨格比率の狂いは大よそ見つかりませんが、手や足がやや大きくて、特に手前の脚で隠れている足の長さはとんでもない大きさに観えますね、これも相当大きな靴が要りますね・・・(笑)この方は末端部分を大きく描いてしまう癖がある様ですね。
欲を言えば脹脛(ふくらはぎ)腓腹筋、ヒラメ筋、アキレス腱との構造感を研究されると良いと思います。
これと言った見せ場が無く、この方の感動点が見つからないのが残念ですね。

(右 Iさん)
大腿骨と膝、脛骨腓骨の長さが完全に狂っています。
向かって右の腰が引き上がっているにも関わらず手前の、膝関節の位置がほぼ同じで、しかも大腿骨よりも膝下の方が長く見えるのが不自然です。
下腹部辺り恥骨から上、つまりアッパーボディーまでは比較的リアルな表現が出来ていますが、下半身が実に疎かです。
特に膝関節の表現と描写は今のところ全くその体を成していません。
この人は毎回、脚のデッサンの研鑽と強化が必要です。
特に立像では上半身よりも下半身、特に脚のリアリティーが生命線。
脚の表現次第でデッサン力が決まると言っても過言では無いですね。

KaさんMoさん7月
(左 Kaさん)
この方も「コントラポスト」つまり正中線を境に左右の傾きが違ったボーズを指しますが、腰骨の傾きまでは捉えていますが、それに即して鼠径の角度、大腿部の長さ、膝関節の位置がほぼ等しく、腰骨の傾きと両脚の骨格比率と物理的に合っていません。
だだ単純に両脚別々に形を取っただけになってしまっています。
従ってコントラポストの動き、S字曲線の美しさを捉えていません。腰から下で全く動きが止まっています。

(右 Moさん)
先ず大きな骨格の狂いが余り見当たりませんね?それだけでも全体的に体形を読み取っています、従ってデッサンの基本である全体感を良く捉えたデッサンです。
立像軸がしっかりしていますし、特に足が床面にピタッと定着している所は良いですね。
但しエンボスの効いた画用紙とタッチや鉛筆の使い方などがまだまだ未熟です。
肩口から上腕、デコルテ付近からバストに掛けては何とか上手くこなしています。
この画用紙にはこういった鉛筆の使いこなしが適しています。
全体として黒くなり過ぎて塗り絵にならない様に、今後の課題です。

Yaさん7月(クロッキー)
(Yaさん・クロッキー)
40分で捉えたクロッキーとの事なので、これといった評価はし難いですが・・・・
あえて言うならば、もう少し大きく描いて欲しいですね。
それと特に手が些か小さいです。また両脚の太さの比率が違いすぎます。
出来ればただフォルムと陰影を描写しただけでは無く、どこに魅力を感じのか、どこを見せたいのかといったこの方の強い感性表現がもの足りないです。
何か訴え掛けてくるものが無く、無難に描写したという感じがするのが残念です。


                         ◇◇◇

以上、今回の渡邊先生のワンポイントアドバイスでした。
渡邊先生、いつも本気のご講評をありがとうございます!

次回は8月2日、今回のポーズを継続します。
固定ポーズをしっかり描きたい!という皆様のご参加を
心からお待ちしております。

エコール・ド・ROJUE

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