エコール 11月15日の会のご報告です

  17, 2015 01:29
◇お知らせ◇
次回のエコールは先月から継続ポーズの裸婦固定240分
 12月23日()9時20分~15時30分
(終了後学習会あり)
また東京ROJUE・海斗さんの美術解剖学講座
 
12月13日()10時~15時です。
どちらも人気のシュリーさんがモデルに立たれます!
講座でポイントを押さえてからデッサン会に参加された方からは
とても描きやすくなったと好評をいただいております。
詳細は前回までのブログをご覧いただき、
ご参加・お問い合わせはお早目に、こちらまで↓
美術解剖学講座東京ROJUE事務局
裸婦固定ポーズデッサン会 エコール・ド・ROJUE 事務局

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エコール初の「3日間で合計720分」固定ポーズ企画、
今回はその2回目です。
同じモデルさんをとことん描くことで一つの殻を破れるか、
ご参加の皆さんの挑戦が続いております。
今回もアトリエROJUEの渡邊一雅先生のワンポイントアドバイスを
ご紹介させていただきます。
前回に引き続いて制作の方は前回の画像を左側に表示しております。
全員まだ制作途中、次回の完成を目指しています。

                      ◇◇◇
Iさん10月11月
Iさん(480分・左は前回240分時点)
先ずバックに空間性が無く、モデルがレリーフ状に見えます。
モデルに被り過ぎてバックが画面を邪魔し過ぎています。もっと押さえ込むなりして、モデルの肌色とは全く違ったグレーを配色すべきですね。
全体に輪郭線が強過ぎます。もう少し抑揚を付けましょう。特に手前の脚、大腿部付近の輪郭が両脚の谷間の空間に回り込みがまだまだ足りません。
両脚の空間性がこのポーズのこのアングルからは大切な見せ場です。腿の間から見えている足ももっと距離と空間性が欲しいです。
それと全体がローキー過ぎるのでもう少し明るいグレースケールの幅が欲しいところです。
全体としては存在感もありボリュームも持っていますので良でしょう。

Kaさん10月11月
Kaさん(480分・左は前回240分時点)
このアングルからだと確かに左半分の空間が大き過ぎて、バックを配してみたい気持ちは分かりますが、それだけにバックの表現が難しいという事の見本の様なものですね。
単純過ぎますしバックの配色とタッチの意図が伝わってきません。
バックの色とモデルの色とが同じようなグレーで落ち着いた全体感はあるものの、見栄えが無くこれと言って掴み所、見所がありません。
モデル体の形には違和感は余りなく良いでしょう。
構図も大きくなって、全体としてハイキーな仕上がりでも良いですが、どこか見所、押し出し所が欲しいものです。

Miさん10月11月
Miさん(480分・左は前回240分時点)
全体としては素直に描けていますし、配色も比較的ノーマルキーと言えるでしょう。
明りの分析配置も良いでしょう。
塊り感もありますが全体に生きた人体、人間としては、かなり無機質な感じが否めません。体のフォルム、輪郭線も単調に割り切り過ぎていて、人形かフィギュアの様な冷ややかな感じがします。
触ると熱があり柔らかく、血が通っている感じがしないのが今後の大きな課題ですね。
今のところ見た目情報通り描写出来ているといった感じです。

Kさん10月11月
Kさん(480分・左は前回240分時点)
かなりリアルになって来ました。輪郭線も良いでしょう、どっしりと座している感じも自然で良いでしょう。
手前の脚と奥の脚の重なっている部分に、かなり違和感があります。
微妙に隙が空いているんでしょう、きっと?そんな場合は忠実にすることはありません。絵として違和感の無いように、再構成しましょう。
奥まった脚、もっともっと押さえ込んで手前の脚を生かしましょう。
あとは明りの分析と方向性が分かり難くいです。
全体に同じようなトーンで色調を増やしましょう。
顔をしっかりと、特に鼻、口、下顎の構造性をもっと見ましょう。

Aさん10月11月
Aさん(480分・左は前回240分時点)
写実性としてはもう申し分ないでしょう、グッドです!
腿の間から出る足、良いですね手前の脚を見事に生かしています。
足元の空間性もあってこのポーズ、このアングルからの見せ場を見事に表現しています。
ただ、欲を言えば突き出した手前の脚、確かに実に現実的で良いのですが、この脚、特に膝関節までだけは前回の脚の濃さ、強さを残しておいた方が画面下からの脚の入りから、頭部までの抜けが、より効果的な動性があると思います。
あともう少し腰の張りも欲しいですね。そうする事で頭部、腰、脚からの入り又はその逆からの入りと抜けにリズム感が出るでしょう。

Mさん11月
Mさん(240分)
先ず頭部も脚も切れ過ぎていています。実に不安定な構図になってしまっていますね。一からやり直せるならと思います。デッサンは構図で決まります。もっと計画性を持って慎重にしましょう。小さく描くよりはましですがそれにしても、切過ぎです。
胸鎖乳突筋の湾曲と鎖骨が不自然です。
タッチも陰影、質感も今のところ散漫で、輪郭線の中に単調に面をはめ込んだって感じです。もっと質感を感じましょう。女性の体を感じ取りましょう。
それと何処に感動しているのか、どこが一番着目しているのか、そのポイントをしっかり見付け、そこを出発点として描いていくことを、心掛けましょう。

                      ◇◇◇
以上、今回の渡邊先生のワンポイント・アドバイスでした。
しっかりアドバイスを受け止めて次回の完成を目指しましょう(^O^)/
渡邊先生、ありがとうございました!

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エコールでは長時間固定ポーズを描きたい皆様のご参加をお待ちしております。
とことんモデルさんに向き合うことでデッサン力を付けたい方、また
油彩など作品作りをされたい方、どうぞお越しください。

エコール・ド・ROJUE

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