エコール 3月21日の会のご報告です

  22, 2016 21:53
◇お知らせ◇
次回のエコールは北村のTさんをお招きしての継続です。
「裸婦固定ポーズデッサン」(2日間同じ場所で制作していただけます)
日程 4月3日()、4月24日(
9時20分~15時30分(終了後学習会あり)
残席わずか、詳細は2つ前の記事をご覧いただき
お申込み・お問い合わせはこちらまで↓

エコール・ド・ROJUE 事務局
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3月21日のエコールは北村のTさんの再登場、連休最終日にもかかわらず
多数のご参加をいただきました。ありがとうございました。
ほとんどの方が次回、次々回と長時間かけてじっくりと完成に向かっております
その第一回目、240分経過時点での画評をご紹介させていただきます。
京都アトリエROJUEの渡邊一雅先生による辛口濃口のアドバイス、
どうぞご覧ください!
                   ◇◇◇
Iwさん Kさん 16年3月21日
(左 Iwさん)
先ず些か垂直重心軸がずれている様です。
頭部が前方に倒れ込み過ぎているのも原因でしょう。
頭部と首僧帽筋と鎖骨、頸椎との構造が今のところ実に不自然です。この段階で人体構造を意識せず、もしくは理解せずに形だけを観たなり写し込んでいると思われても仕方ありませんね?手前の前に出した脚と後方の脚、腰骨と大腿部の位置、大転子と大腿骨そして隠れている、お尻の形と背骨から頸椎を、一度簡単に少し描きこんでみて下さい。
つまり正中線を少し描きこんでみて下さい。もっと中身の構造を意識して欲しいものです。
質感では既に大きなノイズが邪魔し過ぎています?
デッサンとは出来るだけ自然観、つまり出来るだけ肉眼で観た姿を表現する練習である事が原点!!

(右 Kaさん)
足が大き過ぎます!ビッグフットですね!?
足のサイズを疎かにしないことも立像図の大切な所。
大よそ顔面頭部の比率と同じ様なものです。
木炭は良く押さえ込まれて良いのですが、今の段階ではやはり脚の構造が不自然ですね。
特に膝関節から下の構造と形にリアリティがありません。
このアングルから捉えたデッサンですと、手前の脚と骨盤、腰の突き出しとウエストとの表現が重要です。ここでしっかりとリアリティを出すのが決定打ですね!
しっかりと観察して足腰腹部の関係を表現してみて下さい。

Kさん Mさん 16年3月21日
(左 Kさん)
軸足と頭部の関係良いですね!
重心軸(柱)がしっかりと通っています良いでしょう。
全体の骨格比率も大よそ違和感がありませんが、あえて言えば大腿骨の長さに対して、足の内くるぶしの位置が、今のところ曖昧で脛骨腓骨の長さに説得力がありません。
向かって左に突き出した腰や大腿部の形、良いですね。
後はドンドンとリアリティを上げていって下さい。
特に質感、陰影、色味、距離感、空間性、触覚的描写等々が表現できると良いでしょう・・・。

(右 Mさん)
この方もやや頭部が全体に前に倒れ過ぎている様です。
非常に安定感がなく重心軸がしっかりしていませんね。
モデルさんの右手側か前方に倒れてしまう感じがします。
先ずは立像画で一番大切な柱(垂直に走り切る重心軸)をしっかり通して不安定にならない様にすることが大切です。先ずは計画図面をしっかり引いておきましょう!
デッサンは建築と同じ、特に立像は縦に長い形です。しっかりとした通し柱が先ず肝心です。
耳の位置と形が実に疎かで稚拙です、こんな所に真のデッサン力が現れます。

Nさん Aさん 16年3月21日
(左 Nさん)
全体のバランスが良いですね!
しっかりと安定感のある立像で良いアプローチです!
先ずは大まかに面展開の作業が、陰影と共に理屈に沿って配置計画されていて、安心感があります、良いでしょう。基礎的なデッサンアプローチにおいては好感の持てる進め方です。
人体の大よそを占める構造の成り立ちを、先ずはしっかりと構成しています。
軸足、大腿上部のボリューム、腰骨の突き出しと外腹斜筋と腹部の構造的な関係も実に自然に出来ています。欲を言えばもう少し実際のモデルさんの腰回りやヒップラインのボリュームを増やせば、もう少しモデルさんの魅力と表現の魅力がアップするでしょう・・・。

(右 Aさん)
この角度から観ると、モデルさんの脚の幅の広さに驚かされますね??
腰骨の幅よりも大きく出ると、極度に両脚に疲れが出て立つのが辛くなるはずですが、凄いですね強いモデルさんですね・・・。
そんなせいなのか?軸足が右や左に移動しながら立って居る様で、重心軸が不安定と言うか見つけ難いですね?ある意味緊張感があって何だかこちらが、疲れてしまいそうです。
しかし足が底面に沿って床面との関係がしっかり表されて、寧ろモデルさんの脚力や体幹の強さが表現されている感じが伝わってきます。

Kmさん Szさん 16年3月21日
(左 Kmさん)
迫力のあるデッサンですねぇ~!?
これほどまでに堂々と黒々と大胆に描かれると、勢いに押されて存在感がありますね!
或る意味、恐れ恐れチマチマと描くよりは、失敗のリスクも多いし訂正も難儀になる恐れはあるものの、木炭の持ち味やスキル向上には良いかもしれませんね・・・。
しかしながら些か大胆過ぎて、もう少しデリケートさも加えて欲しいものですが?
この段階からはしっかりと押さえ込んだり、木炭を適度な色になるまで外したりしながら、陰影、質感、色味と言ったリアリティを丁寧にし、質感描写に専念して下さい。
足の形と特に足の指が不自然です。

(右 Szさん)
240分でのデッサンとしては非常に良いですね!ブラボーです!
画用紙の質と鉛筆のタッチ、上手く互いに生かしながら描写されています。
立体性も空間性もリアリティも良く表現されています。
距離感も良いでしょう、質感や色味も良いですね!
些か向かって右足に重心軸が乗っているのも良く表現されています、従って安定感がありますね。下から見上げている視線も良いです。
240分だと申し分ありませんが、本人が良く分かっていると思いますが、ハッキリと映っていませんからどうかな?とは思いますが、脚のヒラメ筋から下の構造性と描写、リアリティが疎かになってしまっているのが立像としては致命的ですね、残念です!
でもその他は合格点に達していますから大丈夫でしょう・・・。

            ◇◇◇
渡邊先生、今回も歯切れのよい画評を ありがとうございました!
いただいたコメントを次回に生かしていけるように頑張ります(^^)v

エコールでは長時間固定ポーズを描きたいという皆様のご参加を
心からお待ちしております。
人体を真剣に描きたい!という方ならどなたでもご参加いただけます。
どうぞお気軽にお問合せください!
エコール・ド・ROJUE




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