エコール 8月21日の会のご報告です

  25, 2016 02:48
◇お知らせ◇
次回のエコールは
9月18日()、10月2日()、10月23日()、
3回連続720分固定ポーズの予定で
外国人女性モデルさんで調整しています。
詳細決定まで今しばらくお待ちください!
 

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8月21日(日)のエコールは、フランス人男性モデルさんが初登場!
台風が心配でしたが多くの方のご参加をいただきました。
前回のロシア人女性モデルさんと同様に、身体のバランスの日本人とのあまりの違いに翻弄されひたすら測り続け・・・(^-^;
あっという間の240分に、もっと時間がほしいという声があちこちであがりました。
男性モデルさんを描く機会もまた是非作りたいと思います。

京都アトリエROJUEの渡邊一雅先生のワンポイントアドバイス
今回は4名のご紹介です(制作時間順)。

16年8月21日 Iさん Aさん
(左 Iさん 240分)
このところ良い意味では個性が定着してきましたね。しかしその逆の意味では表現性に幅が足りないとも言えます。全体として独特の流れのあるタッチで、良くは写し取ってはいるものの、寧ろその流れのあるタッチが同じ様なリズムの繰り返しで、一本調子になってしまっている感があります。確かに一枚の皮膚で覆われてはいるものの、何某かの質の違いやタッチの微妙な変化も欲しいところですね。全体として良くは描かれているとは言うものの、何故か単純な表現に感じます。特に両脚、膝関節ではあまり血が通ってる感じがしませんね?下腹部の形状も違和感を感じますが・・・?顔面部の特に眉毛、眼球、鼻の歪みが気になります。頬骨の位置が合っていないのも原因でしょう。

(右 Aさん 240分)
バランスの取れたデッサンです良いでしょう。写実性も満たしています、つまり質感や色味、陰影、形、全体感として上手く完成させていますが、少し意地悪な言い方をすれば、上手く帳尻合わせが出来ていますとも言えますね・・・240分でこのデッサンですと、ほぼデッサンとしての領域はスキル上でも満たしているでしょう。些かなこと微妙な違いや、満たされていない部分は、どの様なデッサンでも言える事なので、そんな事もデッサンの内で全く問題もありませんがしかし、言い換えればオリジナリティさ、個性、等々となれば如何なものかとも考えさせられますね・・・?デッサンの教科書的役割、或は学校の先生となればこれで十分なるデッサンと言え全く問題ありませんが・・・

16年8月21日 Skさん Nさん
(左 Skさん 120分)
先ずは足が大き過ぎます。脚ヒレを付けている様ですが、この様な脚で人間は歩いているのでしょうか?またかなり見下ろしている視線になっていますが、これだとモデルの肩辺りからの視線から描かれている様に見えますが実際はどうであったのでしょうか?デッサンは描き手の視線位置をしっかりと表現する事が大事です。それと木炭の乗せ方が、かなり乱暴です。絵心とは丁寧さが大事です。これだと形を捉えて単に質感や陰影も感じずにただ木炭を乱暴に塗りたくっただけにも見えます。単にそう見えていると思いこんだ形を描くだけでなく色や丸みも考え、そして感じて描くことでデッサンにまで至ります。

(右 Nさん 120分)
端的に正確に捉えています、良いでしょう。しっかりとして安定感のある骨格、目線も良いですね。それぞれの微妙なパースも合っていますが、強いて言えば向う側の膝関節が手前の膝関節と些か形状が違っている分、向う側の膝関節が少し下がっている様に見えますね?完全に狂っているのは耳の位置です。目の位置とほぼ同じところにある筈がありません。これは致命的です。後欲を言えば、120分だとなかなか難しいですがもう少し、質感の描写もせめてどこかポイントを絞ってでも欲しいところです。でも全体として大まかなデッサンとしての役割は、概ね満たしています。
                   ◇◇◇
渡邊先生、今回も画評をありがとうございました!

エコールでは長時間固定ポーズの会を開催しております。
真剣に描きたい方でしたら、どなたでもいつからでもご参加いただけます。
次回からはまた720分固定ポーズの予定ですので
デッサンだけでなく油彩などお好きな画材で制作してください!(^O^)/

長時間固定ポーズを描きたい、という皆様のご参加を
心よりお待ちしております。


エコール・ド・ROJUE




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