エコール・ド・ROJUE 2月の会のご報告です

  25, 2015 00:02
◇お知らせ◇
3月と4月の会はただいまお申込み受付中です。
3月15日(日)と4月5日(日)、詳細は一つ前の記事をご覧ください。
残席が少なくなっておりますので、どうぞお早目に!

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2月15日(日)の今年2回目のエコールも盛会のうちに終了いたしました。
今回もご参加いただいた皆さんの熱意で大変実り多い一日となりました!
ありがとうございました。

渡邊先生のワンポイントアドバイスを希望される方も増えております。
今回は完成作品へのご講評をご紹介させていただきます。
(制作時間の長い方から順になっております。また前回もご参加の方は
比較できるように前回の画像を左に、今回を右に並べてあります)

Kさん1月2月s
Kさん(480分・左は前回240分時点)

随分とリアル感が出てきました。
特に上半身は申し分無いでしょう。後頭部から
僧帽筋、肩、上腕部前腕部への繋がり手首を握る手、
お尻の大殿筋から腿の張り、緊張感もあって全体に自然な
良い繋がりになっています。
腰骨の突き出しや鋤骨の質感も詳しく捉えられていますね。
但しバストの形や質感、脇との関係が不完全で不自然です。
両手が余りにもお尻に埋もれこんでいるのが不自然に見えます。
後、下半身が特に脚が不明瞭で疎かですね。
立像は脚(きゃく)の描写が肝心です。


Aさん1月2月s
Aさん(480分・左は前回240分時点)

空間の光が自然になりましたね。
空間全体も立像もギラギラした調子が抑えられて、画面が
寧ろ鮮やかになり自然な空気感は表現されています。
人体の肌質、色味も落ち着いています。
両足の前後の関係、距離感も良いですね、しかもしっかりと
体幹バランスも上下半身の動きが自然に繋がっていて、自然な
ポーズを感じさせます。
背景も前方部の窓なのか?紙なのか?が邪魔していましたが、
かなり抑えられて良いでしょう。


Nさん1月2月s
Nさん(360分・左は前回240分時点)

全体に肌色も自然になり木炭も良く抑え込まれて、しっかりと
した塊り感と中身の詰まったソリッド感もあり良いですね。
明りの繋がりも上手く自然に流れています。
軸足の腿の張り等、緊張感もあって7対3、もしくは8対2の
体重軸もしっかりしていてバランスの取れた良い立像です。
デコルテ部分や肩からバスト鋤骨腰骨と脚の繋がりも、実に自然に
表現されています。特にバストの描写は極めて難しいのですが
非常に良く描けています。
木炭のタッチも良い木炭の持ち味を上手く使っています。
しかしうつむき加減の正面から観た顔面は難しかったのでしょう不自然感は否めませんね・・・


Wさん1月2月s
Wさん(360分・左は前回240分時点)

先ずは画面いっぱい使って大きく描く事から始めましょう。
構図をしっかりとって、描き焦らないで画面全体を強く意識して
視野を大きく広げて取り組みましょう。
まだまだ鉛筆の先ばかりに集中して、画面全体、人体全体が観えて
いませんね。
細かいリアリティはあまり意識いなくていいですから
先ずは大きく塊り(ボリューム)というものの表現を勉強していって下さい。
デッサンとはボリューム(量)を表現すると言っても過言ではありません。


Sさん2月m
Sさん(240分)

骨格バランスはあまり大きな狂いは無いでしょう。
アッパーボディ(上半身)の描きこみも意欲的で、観察力が増して
来ましたね。
軸足も頭部に掛けてしっかり繋がっていて比較的上手く立っていますね。
これからは特にホワイト、練り消し具、クロスワーク(布抑え)等々により
黒さから明るい領域までの繋がりを勉強していって下さい。
ハイライトアクセント(白い部分)があちこちに強く散らばり過ぎています。
部分部分で観ないで全体感で観ていくようにしましょう。


Kaさん2月m
Kaさん(240分)

画面いっぱいに捉えて迫力があり良いでしょう。
木炭抑えもしっかりして、中間色を出す練習には良いでしょう。
抑え過ぎて些か木炭紙が荒れて、木炭が乗り難くなって、
しかもハイライトも付け難くなったとしても今のところ良いでしょう。
骨格比率も大幅に間違っているとも言えませんが、
下半身の両脚の長さ比率が間違っていますね。
片方のづつの脚だけを観ないで、両脚との関係を強く意識して下さい。
特に顔面部(顔)の練習が大いに必要ですね。


Yさん2月
Yさん(80分)

骨格比率にあまり大きな間違いを一見観取れませんが、
大きく違っているのはやはり両脚ですね。大腿部と膝の長さ比率が逆と言っても良さそうですね。
木炭の面の繋がり色の繋がりも、途切れ途切れににならない様に
全体の面の流れ、繋がりを強く意識して一体感を最も大切にしていって下さい。
今のところ白と黒ほぼ二つの色味しか見えませんね。
出来栄えを気にせずに木炭をたっぷり乗せこんで、しっかり押さえて取っての繰り返しを、実験的に練習していって下さい。
木炭は習うより先ず自ら慣れろなんです。

                   ◇◇◇

以上、渡邊先生のワンポイントアドバイスでした。
渡邊先生、今回も丁寧なご指導をありがとうございました!

勉強中は意外と同じような悩みを抱えていることが多いものです。
是非他の方の作品も参考にされてみてはいかがでしょうか。
またデッサン会場では積極的に「離れて見る」ことをお勧めいたします。
普通のデッサン会、ではなく「学習会」です。どうぞご遠慮なさらずに(^^)v
画力のスキルアップのためにこれからもエコールをご活用ください!


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