エコール 12月25日の会のご報告です

  29, 2016 03:03
◇お知らせ◇
次回フランス人シニア男性のコスチュームは

1月9日()、22日()、2月5日()、
計720分固定ポーズです。
詳細は一つ前の記事をご覧ください。
とても素敵なモデルさんです!(^O^)/
お問合せ、ご参加はこちらまで↓

エコール・ド・ROJUE 事務局

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前回のエコールは12月25日、クリスマスにもかかわらずたくさんの熱心なご参加をいただきありがとうございました。
モデルさんの抜群の存在感に引っ張られるように、皆さん真剣に作品に向き合っておられました。
                     
今回の京都アトリエROJUEの渡邊一雅先生のワンポイントアドバイスは
切れ味抜群(^-^;その「愛の鞭」を早速ご紹介させていただきます。
制作時間はまちまちですが、全て完成作品です。

16年12月25日Iwさん720
Iwさん(720分、左は前回480分時点)
先ずバックが致命的です。如何様な意図やイメージを持って表現されたのか理解出来ません・・・それとも完全に失敗されたのか、もしくはこれから表現が加えられる途中なのか、如何なのでしょうか?
人体その物はしっかりとした塊り感、一体感があって良く出来ています。
かなりダークなバックのトーンになっていますが、白人モデルですと尚更、もっと明るい白さの発色が欲しいところですね。勿体ないデッサンです。
Iwさんのバックを配さないデッサンを試みて欲しいし、観てみたいものです。
バックを配さないデッサンが一番の実力が現れます。

16年12月25日Kさん720
Kさん(720分、左は前回480分時点)
ポーズは上手く自然に表現されていますね。全体として随分と自然観が出てきました。
木炭の塗り抑えのスキルも向上してきました。
バランスの取れたデッサンになってきていますが、まだまだ調子のはめ込みがバラバラに観てしまう傾向にあり、もう少し明快な面取り意識を持って、明中暗の配分の明快さを意識して今後進めてみると良いでしょう。
それと何処と言ってポイントとなる感動点が見つからないのも残念です。

16年12月25日 Nさん240 Iさん240
左 Nさん(240分)
明快なデッサンです、量感や立体性も強く表そうとしているのが伝わってきます。
特に軸足の大腿部の張りや緊張感も良く出来ています。
足首の構造性に不自然さが感じられます。
また軸足と鼠径部の形と調子のはめ込みに違和感があります。
いつもながら粗削りではあるものの、力強い塊り感のあるデッサンですが、今後は調子の幅と質感のリアリティ表現を勉強していって下さい。

右 Iさん(240分)
先ずは圧倒的に調子の幅が無く、白と中間色でしか無く、何の意図を持ってこの様な表現にしたのかが理解出来ません。
絵自体はいわゆる上手に出来ていますが、擦りガラス越しか、もしくは曇りガラス越しにみた人体の様に感じます。
これと言った主張も無く、存在感も立体感も無く薄く人体を写し取ったとしか言いようがありませんね。
それに手前の脚と軸足との骨格長さ比率が全く違い過ぎていますね。
このモデルが直立した時のイメージが、恐ろしく気の毒ですね?
見所が全く無く、感動点も全くありません、残念なデッサンです。
写真の写り方にも問題があるのかもしれませんが・・・?

16年12月25日Aさん720
Aさん(720分)
これは見事に仕上がっています良いでしょう。
空間性もありますね、ほど良い立体感、塊り感、一体感も表現されています。写実性表現のスキルもかなり向上していますね。
優しい調子の幅が、ポーズを取る白人女性の佇まいが伝わってくる雰囲気のある情景です、良いですね。
質感表現も良いですね、申し分ないでしょう・・・。
Aさんの独特の個性が完成されつつありますし、この個性を大事に保ちつつも、但し優等生過ぎるデッサンで個性の無い個性とでも言いましょうか?全体感だけと言ったところですね、私としてはそこが気になるところです。
もう一歩、少し冒険し毒も欲しいところです。

                         ◇◇◇
渡邊先生、いつも切れ味鋭く暖かいアドバイスをありがとうございます。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。


東陽町に会場を移してからのエコールも丸二年、いよいよ三年目に入ります!
多くの皆様に支えていただきましたこと、あらためて御礼申し上げます。
来年も長時間固定ポーズの会を開催してまいります。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

エコール・ド・ROJUE


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